長い時間疑問であった事がようやく解明した
以前書き込みをしたんだけど、ウッドボイラーのお湯の温度がぬるいという話
参照してね
あの時は気付かなかった事が次第に分かってきました
- 貯湯温度70℃のとき浴槽に200L52℃のお湯を入れると、最後は38℃
位の温度しか出なくなっている。 - 貯湯の温度が80℃以上あればその現象は起こらない
- ぬるいと感じて貯湯温度を確認すると64℃以下になっている
- その場合混合水栓を最高温度にしても38℃程度しか出ない
正直言うとミキシングバルブや混合水栓のサーモスタットなんていい加減な
もので、ある程度の時間を使っていると精度が鈍ってくるんじゃないかと思って
いたんです
今日も同様なことが起こったので100L程入れたところでお湯を入れるのを中断
薪を追加しようと思ったらあることに気が付いたんです
このグルグル巻きになっている金属製スパイラルホースが薪ボイラーの心臓部である熱交換器
この20mにも及ぶパイプを水が通る間に温度は上昇しお湯となるんです
熱を交換しているわけなので、当然のごとくこの煙突回りに入っているお湯の温度は下がっていきます
だから温度が下がった部分とその他の温度の高い部分が存在するんじゃないだろうか
薪を焚いていて下から熱が加えられていれば撹拌すると思うが、熾火程度だとすぐには混ざらないのだろう
いくら温度計が64℃を指していてもこの熱交換器の周りは40℃近くまで下がっている可能性がある
そう考えると全てつじつまが合い納得できます
そして実験をしてみました
温度計は64℃を指しています
さっきは出湯温度が間違いなく38℃しかありません
10分間待って再び混合水栓から出してみると
今度は50℃近いお湯が出ます
結論はボイラーについている温度計は貯湯温度とは限らないんです
大量のお湯を使った時は温度ムラが発生するため温度計は参考程度にし、
一刻も早くクセに慣れるのが一番です
200L丁度良いお湯加減を張るには何度に設定して出湯すればいいのか
このへんがマイコン制御のフルオート給湯器と違うところ
でも自分は一度も困ったと感じたことはありません
アバウトな温度計、灰の始末、空気調整、火力調整と面白すぎてたまらない
水冷並列4気筒のYZF-R1よりもやはりSR400がショウに合うんですかね
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