いよいよ冬本番ですね
道路脇にある温度計が0度を下回る日も間近です
暫く太陽が照って温かいという心地よさから遠ざかっています
わが家の朝は遂に室温が一桁になり、外に出かける前から
防寒服を装備しなくちゃいけません
思えば小学生の頃から、冬は寒いもの
コタツから出たらブルブル震えながら朝食を取るのは
当たり前のことであり、何の疑問も持たなかったものです
ところがですね、
高気密高断熱住宅を建てるようになってからは、
日本家屋の間違いが見えてきます
東北や北海道辺りでは全館暖房は当たり前でしょうが、
島根県ではまだまだ局所的な暖房です
コタツを使う生活は減ってきているとは思いますけど、
未だにコタツで手足を温める習慣から抜けきれません
局所的な暖房はなぜ良くないのか
それは温度差です
居間の温度が25度に設定してあるのに
廊下に出たとたん15度まで室温が下がります
トイレに至っては壁が近い為、副遮熱の影響を
直接受けて10℃以下となるかも知れません
リフォームをしても相変わらず寒い部屋ってのは避けたいです
50歳を超えたあたりから健康には気を使いたいもの
脳梗塞や心筋梗塞は部屋内での急激な温度変化で
突然に起こってしまうそうですから
温度差を作らないリフォームをお勧めします
室内の断熱は部屋まるごとスッポリしなければ
意味がありません
床だけとか天井だけというのは断熱が連続しません
6面体全てが断熱材で切れることなく包んで無ければ
ダメなんです
今まで健康だった人が
トイレや入浴の時に急に倒れ大変な事になるというのは
全く他人ごとではありません
若い人ほど油断をするものですから
くれぐれもご注意を…