もう秋だというのに暑い日が続きます
こんなに暑い日に現場で作業をしていると、寒い日のことは考えずに施工するものです
その最たるものは断熱材の入れ方ですね
僕は断熱材は大工ではなくて、専属の女性に施工して欲しいと思っています
断熱材はグラスウールのような柔らかいものとポリスチレンフォームのような
板状のものが有りますけど、隙間があっては入れる意味がありません
そこの所を大工にどれだけ説明しても皆がみんな納得してはくれず、
それでも諦めきれず自分自身で詰め直すことも結構あります
その点女性は一般的に几帳面な方が多く、隙間なく丁寧に、押し込まず
弾力を持たせてくださいという、机上の理想を現実に近づけてくれます
慣れている方ならスピードも大工以上です
つまりはやる気さえあれば出来るんですよね
大工じゃあなくても出来る仕事は、高い賃金の大工じゃない方が良いくらいです
その方が施主さんの為になりますよ
窓枠と柱の間には僅かな隙間が発生しますが、何も言わなければ確実に
大工は知らんぷりをします
湿度を多く含んだ暖かい空気は、その僅かな冷たい壁に吸い寄せられ
その部分に結露を発生させるんです
最近の家は隙間が少ないので発生した湿気は逃げ場がなく、その一番
冷たい壁に集まり、壁の中の見えない所で水滴になるんです
そして柱を腐らせ耐力を奪って行くことにもなりかねません
だからもう少し気を使ってグラスウールを入れましょうよ
ほんのちょっと時間をかければ良いだけの事ですからね
すべての窓にこの作業をしていくと約1時間
使うグラスウールは知れています でもきっと効果は大きいと信じているんです
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