Archive for 1月 2013

我が家の近くには小さな岩山があり、その頂上には昔から

植えたての田んぼに花弁を舞い落とす山桜があるんです

数年前より満開の時期でも以前のような華やかさがありません

どうやら共生している竹林の猛威に押されているようです

 

竹ってのは役に立つ事もありますけど、その生命力の

余りに強い事があだとなり、煙たがられるのも事実

昨日美郷町の現場にてイノシシの住処になる竹林を

伐採するに当たり有効利用するという試みがありました

「ほほう、それは面白い どうするのか楽しみだ」

 

この現場は河川敷に群生する厄介なもの

しかもイノシシがそこに棲みついて悪さをする

土手を掘り起こしたり、畑を荒らしたり

そこで土手を管理する行政も考えた

「金のかからぬ有効利用は無いものか…」

工芸品とかに使うってのは量が知れているよね

 

そこで考えられたのが「竹パウダー」

竹を粉砕機で細かく粉状にしたものが竹パウダー(竹粉)です

これを野菜や園芸の土壌改良材として使うというもの

竹には糖分や、ケイ酸、ミネラルが豊富に含まれていますが、

そのままだと固い表皮、繊維に守られているため分解されません

細かい紛体とすることにより土中の微生物による活発な分解が

促進され、土着菌がどんどん増殖するそうです

そして、竹パウダーは製造後嫌気状態を保つことにより

細胞組織内の乳酸菌が発酵します

乳酸菌は土中で善玉菌を活性化させ、

腐敗菌や病原菌などの悪玉菌を抑制します

微生物の活発な活動により土壌の栄養分を増加させ通気性、

保水性、排水性を高めて土そのものを力強く変えていくわけです

竹粉砕機

土壌微生物が活性化するということは、連作障害や硝酸態窒素にも

影響を与えます

連作障害とは同一の圃場で同一の作物を何度も繰り返し

栽培することにより、次第に生育不良となっていく現象ですが、

その原因として土壌病害や虫害の発生があげられます

 

多くの肥料を与えて栽培した野菜には多くの硝酸態窒素が

含まれます。これは化学肥料、有機肥料どちらも同じことです

この硝酸態窒素が体内で変換されると、発癌や活性酸素発生

といった健康被害を引き起こすため、EUでは非常に厳しい

規制が設けられているほどです

肥料に頼って育つ野菜ではなく、良質な土壌の力と自らの

根の力で育つ健康な野菜づくりに竹パウダーは有効です

 

実は竹パウダーは欲しければ買う事が出来るんですが、

ネットで検索してみると結構いいお値段がします

そこへ行くと昨日竹林撤去の際に発生した竹を粉砕した

ものは、殆ど誰も知らないのですがタダで手に入ります

もちろん期間限定ですが…

この現場で工事をしているのは我が社の土木部

平日は工事をしている為現場内に入り

持ち帰る事は出来ませんが、日曜日なら自由に

持ち帰って良いという事です

地域貢献の一環だそうです

昨日も早速、ビニル袋を持参して数十キロ分を持ち帰られた

方がいらっしゃいました

中には軽トラに直接積み込んで持ち帰られる方も…

(昨日は特別にお披露目会が催されたので、平日でも持ち帰ることが出来ました)

この竹粉砕チップが手に入るのは

邑智郡美郷町吾郷の栗原橋近辺です

土手から川に下りると粉砕されたものが山積みされています

もちろん、自分の責任で持ち帰るのがルールです

いつまでも残っているとは限りません

今の所(1月末現在)莫大な量がありましたよ

 

 

とうとう大雪が降ってしまいました

明日からの通勤をどうしようかと悩むほどの積雪です

二か所の峠越えは到底無理でしょう

 

今年は調子の良い事に本格的な冬将軍がやって来ません

いつもの年ならとうに二度や三度の雪かき作業に

体力を使っている頃

先週、その余っている体力を使いました

我が家の薪ボイラーの燃料確保です

今回は広島県の高宮まで調達しに行きました

2トン車に2台分の燃料確保です

薪燃料

長さが1メートル位あるので、これをチェンソーで半分に切ってから

割らなくてはなりません

スカスカの椎茸のホダ木と違って、さすがにこれは重いです

ちょっと腰が痛くなりました

燃やし甲斐のありそうな高密度な燃料ですね