屋根から雪を落としたくない部分に利用するのが雪止め
鉄板屋根用や瓦用があります
積雪量も多くなると庭の除雪作業も大変です
出来る事なら屋根から落ちずに溶けてくれたら雪かきせずに済むので
ありがたいというもの…
建物の為には雪は落とした方が地震には強いし、
雨漏りの危険も少ない
ところで瓦用の雪止めはすべての場所にあるのかというと
そうでもないみたいですね
まず、瓦自体に雪止めが付いている物(特殊瓦)は
唐草瓦(一番水下に設置してある瓦)用と袖瓦(両端サイド)用はありません
特殊な上に特殊になりますので(1軒の家でも数か所しか必要ない)
造る方も無駄なので造らないのでしょう
また、使う方も力学的に考えるとその部分で雪を止めると
屋根自体が折れてしまう危険性から
一番下と両サイドに雪止めを使う事は決してありませんから
特に困るわけではないのです
瓦の隙間に差し込んで固定する雪止め金具も存在します
これだとどこにでも取付できるので、見てくれさえ気にしなければ
OKでしょう
その禁断の両サイドに雪止めを付けました
やむを得ない状況の為です
このような状況で隣地建物まではわずか80センチほど
このまま雪が滑り落ちますと確実にお隣の庇を直撃です
本当は落としてしまいたいですがやむを得ず
雪止め金具を取り付けます
こんな方法でとりあえず雪は止めてあるのです
これが一体何センチまで持ち応えるのかは分かりませんけどね…
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