江津市の市街地はともかく、江の川沿いの民家や邑智郡の住居は大きな家が多いです
古い家だと南面は全て開口部、西面は全て壁であったりしますので、部屋の中が暗くなりがちです
地形の事もあるんでしょうけど「部屋が暗くてねぇ」という話はよく聞きます
先日はそんな部屋を明るくする為のプチリフォームを邑南町で行いました
工事日数1日で終わる簡単な工事です
部屋に背を向けるパターンのI型キッチンでよく起こる現象ですが、
天井の高さが240センチ
キッチンの高さが90センチ
吊戸棚が70センチ
すると窓のサイズは240-90-70=80 80センチの窓が付きそうですが
原状は75センチの窓になってます
裏山が日射を遮り暗くなるのに加え部屋の面積に対して窓が小さいためです
「吊戸棚を取って窓にしたい」というオーナー様の希望により
現在ある窓の上に追加ではめ殺し窓を取り付けようという計画
まあ単純に窓の面積が倍になりますから
明るくなるのは間違いないでしょう
吊戸棚を壁から取り外す為、収納物を取り出しますが、その中身の多いこと
高い位置にある為普段使わないものが結構入っています
5年以上前から入りっぱなしの物もあったようです
天気の良い日に決行しました
窓のサイズは既製品を使うと安上がりですが、最大の大きさの窓に
したかったので特注ぴったりサイズです
テレビ番組のように工事の後の写真を明るくするような細工はあえてせず
実際どのくらい明るくなるのかを検証(同じ条件の写真を撮るのは難しいです)
明らかに天井面まで明るくなっているのが分かります
(まだ工事中だったためガラスには養生フィルムが貼ってあります)
このお宅はキッチンが東に面しているので、たっぷりと朝日を採り入れ
気分よく朝食を取り、一日のスタートができそうですね