お金っていうのは必要な時は本当に必要で
まとめてやって来るもんですね
子供が進学をしたら湯水の如く使います
分かっちゃいたけど余りにも酷いじゃあないか
子供たちに何か欲しいものはあるか?と聞けば
即答で欲しいものが方手じゃ足らない程上がって来る
そこへ行くと女房などは「う~ん、そうね~、えーと…」
特に欲しいものは無いらしい
普段から欲しい欲しいと思っていなくちゃ即答できないよ
まぁ、そんな質問された事ないから無理もないか
20年以上前にふるさと創生事業というのがあって
各市町村にそれぞれ有意義に使えるようにと
1億円がばら撒かれましたよね
各市町村色んな工夫をし、特色ある使い方をした事でしょう
ユニークな所では金塊1億円分購入とか自由の女神像のコピーとか
人を呼ぶための仕組みづくりがありましたね
ところが、使い方を全く思いつかず結局宝の持ち腐れと化した
所が殆どで、その事業はとても大成功とは言えなかったでしょう
つまらないのは1億円丸ごと貯金するなんてもの
全く趣旨に即していません
将来的に目的を持っていなくちゃ、いざチャンスが巡って来た時に
直ぐに対応できないという教訓を得ましたけどね…
江津市では使い方が分からず、市民にアイデアを募集しました
私も実は当時江津市民でしたので「来たーーーー」ってな具合に
3案も具体的に知恵を絞ったんです
風力発電による星高山イルミ計画と
水車による発電計画、そして瓦の公園計画
一般市民から全部で100案くらいアイデアが集まり
最終的にはどうなったんでしょう?
いずれにしても形としては残っていないような気がします
結局市民のアイデアは採用されなかったはず…
あれは一体何だったんでしょう?
つまり資金さえあればすぐにでも取り掛かりたい事の
ビジョンが無いからでしょう
普段から真剣に「こうすれば良くなる」を把握していない為
急に資金を提供されても答えが出ないんですね
予算ありきの発想だから夢も自由度もない様な気がします