高校生の頃はよくサイモン&ガーファンクルを聴いたもんです
その魅力は旋律の美しさであったり、声の素晴らしさであることは聴いたこと
のある人なら多少は理解できるでしょう
でも自分の場合はそれよりもう一歩踏み込んで魅力を感じています
それはポールサイモンの書く歌詞とマネの出来ないギター奏法にあります
そもそもファンなんてのは盲目になってますから、既に何が好きなんだか
良く解りませんけどね
今日、youtubeを観賞していましたら涙ぐんで観た映像がありました
大好きなポールサイモンがステージでパフォーマンスを繰り広げるんだけど
彼は全く歌いません
それどころか、お客さん(女性)をステージに上げて歌わせているんです
僕はその映像を見て心臓はバクバクし、引き込まれ熱くなる
Duncanというその曲が好きだということもあるけど、そんな単純な事じゃ
なくて感情移入とでも申しますか
ポールサイモンのギターを弾き、絶対に上がることなんか出来ない
ステージに立ち本人の前で歌う
彼女の思いもよらぬその出来事はまさに夢の中の出来事だったでしょう
良かったねぇ 嗚呼嬉しいなぁっていう涙が出てくる なんだそりゃ
ポールサイモンと言えばきっと我々世代のギターを練習した者から見れば
フォークソングの神様的な存在だからね
田舎育ちの僕は彼のコンサートには一度も行ったことがないんです
だから彼女の喜びはまるで自分に降りかかった喜びのようで…
まあ、ファンでもなんでもない人から見ればどうでもいい話なのだが、彼の作るメロディーや歌詞は人の心を揺り動かすのです
そこにはやはり魂がこもっているからだろうと考えるんです
魂のこもった仕事がしたい
ほかの人じゃあダメだ
あの人に頼みたいという仕事をしたいですね