私達が生活する上で購入する物はどんな基準で選びますか?
勿論価格が適正であること、安全であること、求める機能を
有すること等は確実に押さえなければいけませんね
建築の業界でも多くの設備機器を付属するようになって
きましたが、トイレ、洗面、台所、浴室等の水廻り機器や
冷暖房、照明器具、換気設備等の電気設備器具は大手
メーカーの商品を購入するケースが殆どです
例えば洗浄便座が故障したとします
設置依頼をした工務店に電話をしますよね
すると状況を見て器具の故障なら即メーカーに連絡です
水道屋さんで治せないケースが殆どだからです
大手メーカーにはしっかりとしたサポート体制が
出来ています
当然保証期間内なら無償で修理または交換がされますが、
保証期間外の場合はしこたま費用がかかるものです
何故なら代用品が無いので言い値がまかり通るわけですね
部品代はもちろん、修理の手間、交通費に至るまで
しっかり取られます
このような機器類は購入の時によ~く考えてみたら
どうでしょう 温風乾燥は必要なのか、壁付きの
リモコンじゃなきゃいけないのか、自動でフタが
開いたり水を流すのがいいのか等…
そもそも使いもしない機能が多過ぎると思いませんか?
機能が減れば故障の割合も減るはずですね しかも遥かに
安いし温風乾燥を使わない方はかなりの割合でいます
ましてや水を流すのくらいレバーを引けば良いじゃないですか
故障しないというのは最も重要な事ですからねえ
故障しても自分でなおせる位の仕組作りこそが本当のメーカー
のサポートだと思うのですが…
「便座が冷たいのを解消したい」という方に最新式の部屋
暖房付きリラックス音楽が流れほんわりとライトで照らす
一体式便器を奨めるのもどうかと思います
『よく解らないから一般的なのを付けておこう』が大きな
出費に繋がるんです