あまんじゃくの崖崩れにより暫く国道経由での出勤でした
距離にすれば10キロの遠回りです
国道261号線は邑南町から江津市に行くには最もポピュラー
ずいぶん昔からしょっちゅう走っていますけど、知らないことは沢山
あるんです
前々から気にはなっていましたけど、国道沿いにひっそりと建つ
「甘南備寺」というお寺
かつては山の上に建っていたようですが、地震の影響で現在の場所に
移ったんだそうです
以前は道路も低い位置を走っていましたが、
最近(と言ってもここ10年くらい)道路が新しくなって
存在感が薄れたような気がしますが、ここにはビックリするような
宝物が保存されているんです
国指定重要文化財の平安末期に作られたとされる大鎧
佐々木高綱が所有したという黄櫨匂威大鎧
その価値たるや恐らく素人では全く見当も付かないですけど、
相当なものだそうです
しかしながら、この事実を知っている人など隣の邑南町では皆無です
外観からは想像もつきません
また、虚空蔵菩薩さまという右胸に傷を持つ仏像があるそうです
興味深い言い伝えもあるようなのでぜひ一度拝見したいものです
それにしてもこの場所へ来ると凄いオーラを感じます
国道沿いだというのに深い雪の日に経験するような
静寂感がある気がするんです(私だけ?)