私は結構新しい物好きです
新商品など出ると興味津津、「おぉ~すごい!」を体験してみたくなるんですよね
時代の流れについて行かなくちゃっていう事もありますけど、
噂に左右されて失敗もあるわけです
LED照明器具というのがありますが、
当然私も売り出された当時真っ先に購入し使っている1人です
試しに二か所で使って
世の中節電ブームが蔓延して、照明のランニングコストが半分以下になるという
これは世界中で使わなきゃダメでしょう
そんな気がしていたわけです
もう3年ほど前の事です
その後原子力発電所が止まったせいか、さらに省エネが叫ばれ電化製品は
どれもこれも省エネ仕様です
照明器具もさらに拍車がかかります
そこへジワリと脚光を浴びるのがなぜか蛍光灯なんですよね
以前のモノとは違います
発色の効率が格段に上がっているんです
それはLEDよりも省エネであるという程に…
器具が安いし、ランプの寿命が長くなり、明るいと来れば
器具が高く、ランプの交換が出来ず、光の方向性のあるLEDなんて
採用するメリットなんてなくなるじゃないの
確かにかつての蛍光灯に比べれば省エネですけどね
それよりも今の旬はやはりスパイラル蛍光灯じゃないでしょうか
スパイラルパルックは、蛍光管を平面状に加工した「平面らせん加工」
を特徴とする蛍光灯で、1W当たりの発光効率は最大124.3lm
(LEDの主流は現在の所80~90lm)
ランプの寿命は20,000時間(LEDの半分)ですが交換が可能
以前のようなドーナツ型じゃないので、中央部分も発色します
LEDと比較すると同じ明るでランニングコストは安くなります
それほど効率の良いランプになっているんですね
(実際には20,000時間も使えないという声も聞こえますが…)
一般的にランプは器具に組み込まれると20~30%も効率が落ちるそうです
LEDこそ省エネの最先端などという勘違いをしていると、
結局高い器具代と暗い照度で後悔する事にもなりかねません
検討されている方は十分に気を付けて欲しいです
もちろんLEDの発色効率は年々上がり巻き返しを図っていますので、
いずれは追い越す日が来るのかも知れません