島根県は65歳以上の人口比率が高く全国第二位
人口は70万人を切って少なさで全国第二位
人口が少ない上に65歳以上の比率が高いわけですから
あと20年もすれば激減するのは間違いありません
そこで各市町村ではUIターン希望者を
あれやこれやの策を練り、募集しているようですね
地域によりその支援内容は異なりますが
大まかに分けると
就職支援、起業支援、新規就農、住宅・空き家
体験・研修、UIターン奨励金、 情報提供、 子育て支援
になります
田舎に住むには就職先が無いと生活が出来ないので
その斡旋や起業の支援であったり、農業を始める手助け
があるようです
又、住む場所も重要です
島根県西部地区でもかなりの数の空き家が目立ってきました
この空き家を有効利用して、わが町に住んでもらえないかな?
という発想での空き家改修助成事業はあるのでしょうが、
住む側と提供する側のギャップが大きすぎる気がするんです
都会に住む方の田舎暮らしは古民家をイメージするのでしょう
しかも、TVや雑誌で掲載されるような飛びきり上等な
費用のかかった古民家をですね
現実は甘くないんです
田舎の空き家というのはその殆どが築40~50年級の代物
若者は都会に行ったきりで、跡継ぎを失った家屋が残ったもの
当然間取りは当時のままで、最も肝心な水回りは
都会の人が住むにはハードルが高すぎるのです
又、家屋が大きすぎて修繕費がかかりすぎるのも難点
補助金は限度額100万円位ですよね
断熱効果なし、隙間風が入る、ムカデやヘビまで侵入する
住宅を快適な空間にするのにどれだけかかるものやら
それならいっそのこと20坪ハウスを建てた方が安上がり
じゃないかと思うくらい…