高校三年生の最後の思い出にと、男ばっかり5人でキャンプに行ったんですね
確か福光だったと思います
三江線に乗って江津まで来て更に山陰線で福光まで… 大きな荷物と遊び道具
の数々 僕ら山で育った者には海は珍しく魚を釣ったり泳いだり楽しんだんです
朝、歯を磨くにも水道水がないので少し離れた民家で借りることにしました
するとお家の方が「ここは水が少ないのであまり多く使わないでね」という言葉
普段生活している山間部では信じられない事
水はタダ同然でいくらでもあるものと思っていましたからね
それはまるで映画「スタンドバイミー」のように冒険心も旺盛で良い時代でした
当時は誰でもカメラを持っているというような時代じゃなかったので、沢山の
写真は残っていないのだけどしっかりと脳裏に焼き付いています
もっと自由でいいんじゃないかな
最近の高校生を見ていると可哀想になります
自分の好きなことをもっとやればいいのに できる環境が整っていないよな
ある程度親がバックアップしてやることが必要だと考えるのです
時には背中を押してやることもあっていいと思う