Posts Tagged ‘大工’

一般的に屋上が使えるような屋根を陸屋根と言います

これは建築業界では「ろくやね」と読みます

そのまま読んで「りくやね」でも間違いじゃあありませんけど

建築屋とすれば昔から大工が使う「ろくやね」が主流です

「ろく」というのはデコボコが無く平らな様子を言いまして、

勾配の殆ど無い屋根が「ろくやね」と呼ばれる所以です

 

ところで「ろくでもない」とか「ろくでなし」という言葉は

やはりここから来ているそうですね

角があり普通じゃない、性格的にひねくれている様を言いますね

 

屋根形状

 

もう秋だというのに暑い日が続きます

こんなに暑い日に現場で作業をしていると、寒い日のことは考えずに施工するものです

その最たるものは断熱材の入れ方ですね

 

僕は断熱材は大工ではなくて、専属の女性に施工して欲しいと思っています

断熱材はグラスウールのような柔らかいものとポリスチレンフォームのような

板状のものが有りますけど、隙間があっては入れる意味がありません

そこの所を大工にどれだけ説明しても皆がみんな納得してはくれず、

それでも諦めきれず自分自身で詰め直すことも結構あります

 

その点女性は一般的に几帳面な方が多く、隙間なく丁寧に、押し込まず

弾力を持たせてくださいという、机上の理想を現実に近づけてくれます

慣れている方ならスピードも大工以上です

つまりはやる気さえあれば出来るんですよね

大工じゃあなくても出来る仕事は、高い賃金の大工じゃない方が良いくらいです

その方が施主さんの為になりますよ

 

窓枠と柱の間には僅かな隙間が発生しますが、何も言わなければ確実に

大工は知らんぷりをします

湿度を多く含んだ暖かい空気は、その僅かな冷たい壁に吸い寄せられ

その部分に結露を発生させるんです

除湿機の構造はまさにそうやって湿気を集めていますからね
sukima

 

最近の家は隙間が少ないので発生した湿気は逃げ場がなく、その一番

冷たい壁に集まり、壁の中の見えない所で水滴になるんです

そして柱を腐らせ耐力を奪って行くことにもなりかねません

だからもう少し気を使ってグラスウールを入れましょうよ

ほんのちょっと時間をかければ良いだけの事ですからね

すべての窓にこの作業をしていくと約1時間

使うグラスウールは知れています  でもきっと効果は大きいと信じているんです
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大工と雀は隅で泣く(鳴く)という言葉がある

大工の技術で隅木(交差する垂木を支える部材)の加工はとても難しく、

大工泣かせだというわけである

それと雀が隅棟にとまって鳴くのをかけたもの

昔は大工が隅木を加工できるようになると一人前と言われていたのでしょうか?

今では加工は工場でのプレカットがほとんど

大工の腕の見せ所は少なくなっています

というより、かつての日本家屋が建てられなくなってきました

もう今では本格的な宮大工でもない限り技術の継承はされないのでしょうか?

ノミやカンナを使うことも減っているような気がします

今や大工はいなくとも家が建つ時代ですからね…