12月22日は、2011年で昼の長さがもっとも短い、「冬至の日」です
江津市では、日の出が朝の7時18分ごろ、日の入りが夕方の4時58分ごろで、
昼の長さは、9時間40分くらいです。
昼が短いだけではなくて、昼間の太陽の高さも一年でもっとも低く、日ざしが
弱くなります。これが、冬に寒くなる理由の一つです。
太陽高度が低いということは部屋の中に沢山太陽光が入ってきます
この恩恵を蓄熱し、じんわり放熱して暖を取るってのがパッシブソーラーハウス
ですね
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」
のつくものを運盛り といって縁起をかついでいたのです。
冬至と言えばゆず湯
柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。こうした語呂合せから柚子湯
に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための
禊(みそぎ)です。
昔は毎日入浴しませんから一陽来復のために身を清めるのも道理ですし、
現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習がありますね。冬が旬の柚子は
香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
端午の節句の菖蒲湯も同じです。もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を
緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミン
Cによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もあります
から、元気に冬を越すためにも大いに役立つというわけです
明日からまた昼の時間が長くなり始めます
夜が長いので最近はもっぱら読書の毎日です
仕事の方は年末に向けて最後の追い込みという所でしょうか?
「ん」の付くものをしこたま食べて、ゆず湯に入り、暖かくして残り少ない
2011年を元気に過ごしましょう
by tetsu