先日、タカラスタンダードのショールームに行ってきました
浜田I.Cからすぐの場所なのでとても便利ですね
我々は業者なので、結構あちこちのショールームを見る機会があるもんですから、
行く時には見る部分、聞きたい事、確認する事は予め決めておきます
行くからには確実に何かを得て帰りたいですからね
な~んとなく行ってしまうと、ただ見てきただけで何も記憶に残らないです
それならWEBカタログで十分ってことになります
現物を見るからこそ分かる事がありますよね
結構ネットショッピングを利用しますけど、写真や仕様を見れば大体の感じは掴め
ても、肌触りとか具体的な重量感とかはモノが来てからじゃないと分かりません
しまった!と思っても後の祭り
今回の目的は「トイレはどうか?」
タカラスタンダードはトイレ周りの商品の販売は最近になって始めたそうですね
見た目はTOTOやINAX、Panasonicに比べると随分感じが違います
う~ん少し野暮ったい感じかな (個人の感想です)
只、その販売に関しては簡潔で、必要な機能だけを盛り込んで安く提供する
そんな感じがしました
トイレに絶対に必要なことは何なのだろうか?
自分なりに思うのは、
- 清潔に保てること(汚れにくく、掃除がしやすい)
- 使いやすいこと(ストレスのない事)
- プライバシーが保たれること(視線、音、臭い等)
この3点じゃないだろうか?
その他は付加価値としてあるだけで、要らない人には邪魔なだけです
例えば自動洗浄なんて必要あるだろうか?リモコンのボタンを押して流すかレバーを
引くだけならさほど面倒くさいとは思わないのだが…
勿論各社過保護すぎる便器だけじゃなくシンプルな物もありますが、
高級志向がないならタカラスタンダードの便器も視野に入ってくるわけです
後発メーカーであるが故に金額も抑え目だし
メーカーをこだわらないお客さんならオススメです
もうひとつ今回タメになったことは、ユニットバスのサイズについて
タカラスタンダードのユニットバスの特徴に、現場に合わせたサイズが指定できる
というのがあるんですけど、正直なところこれについては大きな魅力とは思いません
だって金額は当然高くなるわけですから
ユニットバスは工場である程度部品化してしまい、現場で素早く施工できる事で
金額が抑えられ、短期で使えるのが最大のメリット
高くなっちゃ意味がないのです
間取りぴったりじゃなくても設計の段階で合わせられるケースも多い(隙間利用)
(田舎は土地が安いので面積的には余裕がある)
只、それは平面的な話し
よ~く聞けば、何と高さをも変えることが出来るという
つまりリフォームで桁や梁が低くてどうしてもユニットが当たる場合は、その部分を
現場で加工して対応できるらしい
これは今までユニットバスを諦めていたり、高さを変えて設置していたものが
バリヤフリーで行けるということです
自分も経験があるんですけど、既存浴室の天井がかなり低くてユニットを据えるには
階段で二段ほど降りなくてはならなかったんです
浴室のみ下げることはできないので脱衣室と浴室を低くしてユニットを入れました
このユニットなら浴室の中に梁型が多少見えたとしてもバリヤフリーの段差なしで
プランを作れたことでしょう (今更遅いですけど)
高さが変更できるというのはプラン自体が広く対応できるため重要だと思うんです
タカラスタンダードの商品ってホーローを多用していますよね
そうすると磁石がくっつくという前提でアイテムが揃っているのが面白い
キッチンパネルに磁石でメモを付けたり、ハンガーラックやフック
子供の落書きコーナーを作ったり、磁石遊具でお風呂が大好きな子供に育ちそう
色々アイデア次第で使い勝手が良くなりそうです